年末年始から節分あたりにかけての、
季節の慣わしや文化が好きです。
あまり地域文化がない場所からこの地に移り住んだ者(吉田屋の嫁)としては、
ひとつひとつの慣わしに、好奇心がそそられます。
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カルチャーショックだったのは、
お雑煮(白味噌)のお餅に、きな粉をつけて食べること。
組合せだけ聞くと驚きですが、これが、美味しいのです…!
甘いと塩っぱいの最先端を、こんな田舎で、地でいっていたとは!
ぜひ、試してみてください。
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小豆粥も、この地域に住み始めて初めて知りました。
小正月の1月15日に、1年の邪気を払う目的で小豆の入ったお粥を食べます。
塩を入れないのが我が家の伝統でしたが、
最近は、塩を入れた小豆粥の美味しさを覚えてしまいました…
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とんぼしめ縄も、初めて知りました。
その名のとおりトンボのような、リボンのような、可愛らしい形をしたしめ縄。
お正月に、ちょこんと鎮座しています。
今年のお正月は、初めてとんぼしめ縄を作りました。
家の庭で藁のむしろを敷き、その上でしめ縄を編むという、気合いの入った演出。
出来上がったしめ縄は、
決して上出来とは言えない見栄えでしたが、
愛着の湧く、ブサかわいいしめ縄となりました。
出来上がったしめ縄と、数年前におじいちゃんに教えてもらった作り方の秘伝メモ!笑
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また来年も、
あま塩っぱいお雑煮を食べ、
塩がほんのり効いた小豆粥を食べ、
可愛らしいしめ縄を作りたい、
と思うのでした。